図とキーワードで学ぶ小動物獣医学

1月18日に国立大学法人帯広畜産大学で、「獣医師国家試験対策講義」として、3時間強の講義を行いました。

タイトルは、「図とキーワードで学ぶ小動物獣医学」で、2月に国家試験を控える約40名の獣医学生が聴講しました。
犬と猫の主要70疾患について、試験対策のみならず、臨床の現場でも必要とされる重要ポイントを網羅的に解説しました。

今回の講義が、受講生の国家試験合格のために、少なからず役立つものであることを願っています。
また、小動物医療の道に進む学生が、卒業後に獣医師として、この講義の内容を日々の診療に生かしてくれることを期待しています。

副腎の超音波検査の手技と読影

約1年ぶりの執筆になりますが、株式会社インターズーの「CLINIC NOTE」124号(2015年11月号)に寄稿しました。 タイトルは、「副腎の超音波検査の手技と読影」です。 CLINIC NOTE 124 犬と猫の副腎の超音波検査についてポイントをまとめました。
副腎の超音波解剖、副腎の描出法、副腎疾患の超音波画像の順に簡潔に記述しています。
副腎のエコー検査を基礎から学びたい獣医師や獣医学生に対して、豊富な画像とイラストでわかりやすく解説するように努めました。
ご興味のある方は是非ご一読ください。

かかりつけ医の役割:良い獣医師は自分の限界を知っています

良い獣医師は、「自分が何を知らないのか」を知っています。
また、「自分が何ができないのか」を知っています。

大切なのは、自分が治すことではなく、患者が治ることです。

たとえ自分が治せなくても、患者とそのご家族のために貢献できることがあります。

自分の限界を超えている場合には、適切な動物病院・獣医師に相談・紹介すること。
これが、かかりつけ医(ホームドクター)の重要な役割の1つです。

自分ではなく、飼い主の方や患者にとって何が大事なのか。
その視点に立つことが、信頼される獣医師への一歩になります。

臨床獣医師になる卒業生へ贈る言葉

大学の獣医学の課程を卒業し、多くの獣医学知識・技能を身に付けたことと思います。
動物の病気だけを扱うのであれば獣医学で十分ですが、そこに患者や飼い主の方を思いやる心が加わると獣医療が必要になってきます。

獣医学的に正しいことであったとしても、獣医療の観点からすると必ずしも正解とは限りません。
正解は、患者の年齢・状態、飼い主の方の生命観・倫理観・経済力など、様々な要因によって変わってきます。

獣医学を学ぶための最高の教材は人によって様々でしょうが、獣医療を学ぶための最高の教材は患者と飼い主の方だと思います。
これから出会うすべての患者や飼い主の方から多くを学んでください。

学生時代の勉強不足・知識不足は自分の問題だけで済んだかもしれませんが、臨床獣医師が無知であることは患者や飼い主の方の不利益につながります。
言い方が適切ではないかもしれませんが、獣医師は無知であることが罪になる職業だと思います。

これからは臨床獣医師として、確かな獣医学的知識・技術の積み重ねに、思いやりの心を加えて、動物と人に優しい獣医療を実践していくことを期待しています。

猫の診療 集中講座

2月15日に東京で、ゾエティス・ジャパン株式会社主催の「猫の診療 集中講座」として、1時間の講演を行いました。 演題は「猫の内科学:臨床家が押さえるべきポイント」で、インターネットでライブ配信されました。 講演のタイトル 講演の模様 この度、先生方のご要望により、ベットピアにてWebセミナーとして再放送が開始されました。 配信期間は4月30日までです。 是非ご視聴ください。

猫の内科学:臨床家が押さえるべきポイント

ゾエティス・ジャパン株式会社主催の「猫の診療 集中講座」にお招きいただき、東京のフクラシア品川クリスタルスクエアで1時間の講演を行いました。
演題は、「猫の内科学:臨床家が押さえるべきポイント」です。
この講演は、ベットピアにてネットライブ配信され、全国の先生方にご視聴いただきました。

講演の模様

会場の様子

消化器エコーにおける異常所見と鑑別診断

昨年の10月30日に東京で、ゾエティス・ジャパン株式会社主催の「消化器内科セミナー」として、2時間の講演を行いました。
この模様は「消化器エコーにおける異常所見と鑑別診断」というタイトルで、ベットピアにてWebセミナーとして先月末までネット配信されていました。
全国約1,300名の先生方にご視聴いだだき、大変好評を得たとのことです。

講演のタイトル

講演の模様

腹部エコーを読む 第12回 食欲不振と運動不耐性を主訴に来院した犬の1例

株式会社インターズーの「CLINIC NOTE」113号(2014年12月号)に寄稿しました。
タイトルは、「腹部エコーを読む 第12回 食欲不振と運動不耐性を主訴に来院した犬の1例」です。

CLINIC NOTE

腹部超音波検査で腫瘤性病変が認められた場合の撮影と読影のポイントについて解説しました。
是非お読みください。

犬と猫の消化器エコー~所見の読み方と鑑別診断~

ゾエティス・ジャパン株式会社主催の「消化器内科セミナー」にお招きいただき、2時間の講演を行いました。 演題は、「犬と猫の消化器エコー~所見の読み方と鑑別診断~」です。 場所は東京の新宿NSビルで、定員100名のところ約130名の先生方にお集まりいただきました。 講演の模様 このセミナーは後日、ベットピアにてネット配信されます。 お越しいただけなかった先生は、是非こちらをご覧ください。